第2回日本検査血液学会冬季セミナー!
平成16年2月21日(土)〜22日(日)


写真上:参加者集合写真 写真下左:講義風景 写真下右:鏡検実習
 

第2回日本検査血液学会冬季セミナー報告書

日 時: 平成16年2月21日(土)〜22日(日)

会 場: セミナーハウス・クロスウェーブ(千葉県船橋市)

参加者: 49名

実行委員:川合陽子(慶應義塾大学)、坂場幸治(防衛医科大学校)、他

テーマ: 「語り合おう血液検査!」

プログラム

(21日)

・講演 血液疾患の細胞表面マーカー(演者 北村聖)2:00-3:00

・講演 形態標準化の話題(演者 土屋達行)3:00-4:00 

・症例検討・鏡検実習 : 4:00-6:00, 7:00-9:00

(22日)

・お悩み相談会 : 9:00-10:30

・講演 APTTの温故知新(演者 新井盛夫)10:30-11:20 

・講演 求められる血液検査技師像 (演者 渡辺清明)11:20-11:50

 

冬季セミナーというより春季セミナーという言葉の方がふさわしいほど2月にしてはめずらしく暖かな日でした。49名の参加者と8名の講師・冬季セミナー委員と7名の実行委員と、合計64名で2日間に渡り、アットホームな雰囲気の中、冬季セミナーが行われました。中原理事長も始めに参加して激励してくださいました。熱心な受講者達を中心に活溌な議論も飛び交いました。

第1日目は、北村聖先生の「血液疾患の細胞表面マーカー」と、土屋達行先生の「形態標準化の話題」の講演がなされました。北村先生はJCCLSにおける表面マーカーの標準化の指針が発行され、現在コンセンサスを得る段階であるとのことで、普及が望まれるとのお話でした。土屋先生は、お悩み相談で寄せられた「異型リンパ球の判定基準」を昨年の「リンパ球と異型リンパ球の形態標準化」の経緯をまじえながら、わかりやすく解説してくださいました。現在は赤血球形態の標準化に向けての作業を行っているとの報告もありました。セミナーのメインである鏡検実習による症例検討は、受講者が5人ずつのグループ(検査経験年数よりランダムにグループ化)に分かれ、グループデイスカッションのスタイルで診断およびその考え方を発表してもらい、その後、坂場先生・三ツ橋先生が症例を解説しました。受講者参加型の本実習はとても好評でした。

第2日目は、予め5名の受講者から寄せられたお悩み相談の症例について、画像をPCに入力してました。その後お二人の先生の講演は、新井盛夫先生の「APTTの温故知新」と渡辺清明先生の「求められる血液検査技師像」がなされました。新井先生のお話は、『トリビアの泉』のようで、歴史的なお話をまじえながら、APTT検査の問題点をわかりやすく解説いただきました。渡辺先生のご講演は、これからの血液検査技師像は知識も技術も研鑽すれば、明るい未来が開けるような明るい楽しいお話でした。

 以上、比較的好評のうちに2日間を終了出来ました。

最後に修了書をお渡しして、笑顔の解散でありました。

解散後、冬季セミナー委員会を開催し、来年度の当番校である川崎医科大学の高橋技師にも参加してもらい、アンケートをもとに反省するとともに、来年度のアイデアや意見などを話し合いました。

以上

文責:第2回冬季セミナー実行委員長 川合陽子

来年度第3回冬季セミナーは倉敷の予定です。